「愛してるんだ。」
そう言ったら。
「私もだ。」
そう、返された。瞬間、情報が頭の中で処理する。
「なら、俺たち、付き合おうか。」
「ああ。」
それだけだった・・・・。
鍵のない宝石箱。
カガリを攫った存在、その正体を知ってアスランは胸をなで下ろした。
「キラが一緒なら。」
安心だと、思える、反面。
「あの馬鹿が。」
と、つい悪態を付いてしまうのは仕方もない事。
結婚、大西洋連邦との同盟、それだけだってあり得ないのに。
「くそ、何のために俺たちは。」
口を開けば、恨み言しか出てきそうもなかった。そこに、
「あ、」
折悪しく現れたのはシン、途端に繕われる偽りの顔。
「どうかしたのか?」
先輩風吹かせて優しく聞いて、
「どうして、ザフトに戻ったんですか。」
あの炎のような激しい目に出会う。真っ直ぐに物怖じしない、自分自身を信じている強い目がキラに似ていると思った。だからだろうか、
「君は、聞いてばかりだな。」
不思議といやな感じはしない。微笑みながら言うと、シンはあの海上での会話を思い出したのだろう。
「あ、」
気まずそうな、顔をして。
「済みません、でも。俺気になって。」
素直に、けれど翻さない質問。だから、
「君達の言葉には力があるんだろうな。」
剥き出しの心を飾らず、そのままぶつけてくるから。
傷つきやすくて、強い存在感。
知っているから宝石箱に入れて大切に、大切にしていたのに。
「世界はね、君が思っているほど綺麗じゃないんだよ。」
「え?」
アスランの言葉に、シンは大きく目を見開いた。
「政略って言う事さ。」
冗談めかして言うと。
「だから、茶化さないで下さい。」
きっと睨まれて、そう言うところまで、似ている。だからだろうか。
言えない言葉が、溢れる
「カガリと俺が付き合ってるのも。俺がずっとオーブにいたのもこうしてまたザフトに復隊したのも。全部政略なんだよ。大切なものを、守るための。」
「え?」
「君こそ、どうして戦うんだ。戦争で、苦しんだはずの君が。どうして軍になんかいるんだ?」
「それ、は。」
シンは答えなかった、けれどアスランには分かる。
黙っている事が、出来なかったのだろう。軍という存在の不毛さを知りながら、それが一番誰かを守る、近道だと知っていたから。
きれい事を言うより、ずっと潔くて不器用な選択で。
キラは戦う。
自分を呼んでくれなかったのが、少し、寂しかった。けれど、
「何にせよ、信じた道を行くのが、一番だからな。俺は、戦うよ。」
と、アスランは笑った。
宝石箱の中にしまって置いた大切な存在。
表にたって守ろうとした自分とカガリ。
でも君はまた銃を取ってしまった、ならば。
この遠い力、応援するしかない。
信念の、正義の先に幸せはあるはずだから。
|
なんて言うか、もう、何がなにやら・・・・ えと、一応アスキラで、カガキラでシンアス??? 毎週更新と言う事で無理矢理更新、というわけではないのですが今回はキラの出番が(哀) でもきっと、アスラン、ミネルバで今色々やっているのですよ、シンを見て吉良を思いだしているのですよ、そしてアスランとシンが仲良くしているのと見てレイがでてくるのですよ 実は書き始めるまでこのネタ書くかレイ様ピアノネタを書くか悩んでました 来週、総集編だし加工かなぁ、等と思いつ。 ということでどうも、お粗末様でした |