カミカゼ
その小さな命をみた時、誰もがとまどいを隠せなかった。
「紹介しよう、私の娘だ。」
獅子と恐れられた指導者はどこか不器用そうにそう言って。けれど宝物をみるように、その嬰児(みどりご)に暖かな眼差しを向ける。
姫と言うより少年のように奔放で自由な存在を、国民は愛した。太陽のような笑顔で我が儘を言う様子も、諭されて泣きそうな顔をしながら謝る顔も全てが希望を背負っているようで。
少なくともトダカにはそう見えて、
生涯独身の指導者の下に少女がどこから来たのかなんてどうでも良かった。
次がれていくと疎い意志にその時は一生を捧げると誓って。
小さくても強い火は消えない。
だから敬愛する指導者がこの世を去った時も悲しみはなかった。だってそこには想いを継ぐ存在が居たから、だから。
「大丈夫かい。」
傷ついた少年に言うことが出来たのだ。
「いつか君が帰ってくる事を、待っているよ。」
笑顔で、
この国は信じる事が出来るから。
この子達が安心して暮らせるような国を、これからまだ年若い少女の元作っていくと信じて。
けれど現実には重すぎる周囲の期待が打算が少女の自由を奪い。
その弟の力で最悪の事態だけは回避できたものの、オーブの理念を傷つけそしてこのような事態を招いてしまった。
他国を侵略せず、他国に侵略されず。
大切な物を見失ったまま。
「責任は、全て私が取ります。」
命を犠牲に、ただこの国を守ろうとしてくれた兵士達のために。
自分もまた、
この命で購おうと、全ての罪を。
一人船に残って、トダカは目を閉じる。
敵がやってくる、他の船と同じようにこの船を一刀両断するために。
心残りだったのは、これから来る新しいあの少女達の時代を見届けられないこと。
しかしそれもいいのかもしれない。
老兵は、退くのもいい。
新し礎のために、
そのモビルスーツは、ブリッジの目の前までやってきた。
「すまなかったな。」
最期の瞬間、ザフトのモビルスーツを前に何故かあの少年を思いだした。紅い瞳の、傷ついた。
あんな子供をもうに度と作らないはずだった。
けれど、守るために多くを傷つけた、自分は。
とても安心できる国など作れなかったと。
「せめて、許して欲しい。」
オーブ旗艦『タケミカヅチ』沈黙。
その瞬間、シンは何故か頬を伝う暖かな物に気が付いた。
「どうして、」
敵を討ったはずなのに、まるで心の中の大切なかけらをなくしてしまったかのような喪失感。
撃ったのはオーブの旗艦だった。
両親を、奪った。きれい事ばかり並べるあの国の。けれど、
その瞬間思い出したのは、傷ついた自分に述べられた暖かい軍人の手だった、
散る命が、もどることはない。
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なんて言うか今日は思いました。種ファンで良かったなぁって。
ここまで、萌な展開をどうして人間が考えつく事が出来るんだろう 28話最高!! まさに、一生サンライズに付いていきたい気分になりました。正直ラストもう涙が止まりませんでした。というか、アスランとキラの下りも感動しすぎて、正直原作が凄すぎてとてもじゃないですがパロディなんて出来ません 自分なんかが二次創作やってるのが本当申し訳ないです>< あんな、馬鹿なエロネタとかパロディとか全部下げてしまいたい。はぅぅ、有り難う種!!!!!! |